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保育者におすすめしたい本8選 -2023年発行版-

この記事では、読んだことのある【2023年に発行された本】の中から、個人的に保育者へおすすめしたい本を8冊選びました。

自園や自身の「保育」を振り返るときの参考リスト

最終更新:2023年10月17日 はじめに 1.チェックリスト 【人権擁護のためのセルフチェックリスト|全国保育士会】 【「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を用いた保育の振り返り とりまとめ|全国保育士会(2023年5月)】 【よりよい保育のためのチェ…

保育における「甘くみられないように・なめられないように」の質

子どもに「甘くみられないように」「なめられないように」 私は園長として、この感覚を許容していません。これは明確に職員に伝えます。 ただ、この感覚を保育士のあり方として指導される現場があることを知っています。 過去に言われた「甘くみられないよう…

独立した保育士の奔走

この記事を書いた人 仙台市内の幼稚園で9年間勤務した後、保育現場の課題と向き合うため独立。自分の人生をゆたかに生きる人であふれる社会を目指し、講師や保育アドバイザーとして活動。2018年5月より保育園の立ち上げに参画。2021年3月に開園を迎え、園長…

【節分】子どもを脅しで動かす。鬼よりこわい保育士。

どうやら、いまだに鬼を使って子どもを動かそうとする保育士がいるらしい。 構造は「脅し」。 特に、節分とクリスマスは、子どもを安易にコントロールできる要素が大きいため、保育士の在り方が問われる。しかし、子どもに言うことを聞かせる道具のように、…

保育に正解はない? ~正解のなさをどう扱うか~

「保育に正解はない」 あるときは保育者を救うが、あるときは保育者を苦しめる。 「正解はいくつもある」とやや前向きな印象にすることもできる。しかし、中身はそんなに変わらない。 本当に正解はないんだろうか?

「負の成功体験」に無自覚な人が残念なワケ

「これぐらいは大丈夫だろう」 これは、負の成功体験の積み重ねによる油断である可能性が高い。 例えば、先延ばし癖のある人。 先延ばしにしても、期限ギリギリにやっても、 「なんとかなった」「間に合った」 という成功体験。 このとき、達成感や高揚感を…

全員に効果がある万能な学習アプローチは存在しない

毎日の生活の中で、あなたが選択する行動には重要な意味があります。 1つ1つの行動が脳を変えているのです。 「容易に学べる人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか?」 1人ひとりを尊重するあり方を考え、実践するときに必要な「学びの個別化」について…

主体性はどこから生まれるのか?

主体性は豊かな受動から生まれる。豊かな受動を味わう余白が保障されている安心感が、ほんとうの意味での主体性を生むのかもしれません。

あなたにとって「保育士とは」何ですか?

職業を聞かれ、「保育士」と答えたときに流れる あの 独特の空気が苦手だった。 保育に関わりのある人以外に伝える言葉をあの頃は持っていなかった。 返ってくる言葉はこうだ。 「大変でしょ」 「モンスターペアレント多いんでしょ」 「なりたかったけど給料…

保育に調教のスキルは不適切。

目次 これって保育の専門性? 調教的スキルを使っていることに気づいて手放そう。 芽吹くのを待つ。 目指す方向性はどこか? こんにちは!teams.の石川です。 先日、「保育に調教のスキルは不適切」というツイートをしました。 「調教」というと、えっ!?と思…

こどもの問題?おとなの問題?

仙台市幼児教育の指針についての資料を読んでいたら、 仙台市内のすべて幼稚園、保育園、認定こども園の園長先生等に協力のもと行った下記のアンケート調査結果が出てきました。 【子どもの育ちをめぐる課題】アンケートの結果、いまの子どもたちの育ちにつ…

47都道府県【幼児教育の指針】をまとめてみました!

先日、仙台市より保護者向けにこのようなチラシが配布されました。 内容に物足りなさを感じましたが、こういった取り組みがあることは素晴らしいと思います。 読んでいて、ふと、他の自治体ではどうなんだろうと思い、せっかくなので、47都道府県分調べてみ…

#こどものいのちはこどものもの

平成30年3月に仙台市が発行した【児童虐待対応マニュアル】 児童虐待対応マニュアル仙台市 平成30年3月発行 #こどものいのちはこどものもの https://t.co/sW981uT3ga— 石川 聖|のいえ (@ishikawa_noie) 2018年6月26日 【保護者や大人の意図とは無関係に、子…

六月|『育ての心』倉橋惣三

梅雨の晴れ間って得した気分になって嬉しいですよね。ところで「雨」に対してあなたはどんなイメージを持っていますか? 雨が降ると残念な気持ちになりますか? それとも嬉しい気持ちになりますか? 子どもと一緒にいるときに雨が降り始めたら、保育者として…

【七夕】「願いごと」について考えたこと。

7月の七夕に向けて、保育園では七夕飾りが日に日に増えていっています。 短冊といえば願いごとを書くのですが、 子どもたちに聞くことで多いのが、 「大きくなったら何になりたい?」や 「できるようになりたいこと」もありますかね。 この、 「大きくなった…

育ての心とは|倉橋惣三

倉橋 惣三|くらはし そうぞう1882年(明治15年) - 1955年(昭和30年)静岡で生まれ小学生のときに上京。フレーベルに影響を受け、日本の保育や幼児教育の礎を築いた人物。日本での“幼児教育の父”、“日本のフレーベル”と呼ばれている。享年72歳。 今回は、 【育…

五月〜育ての心〜

新緑が美しさを増す5月の陽気や過ごしやすさを思い浮かべながら次の文章を読んで頂ければ幸いです。 『五月』 「なんというすばらしい生育の力であろう。田に畑に、野に庭に、むくむくと萌え出る若芽の伸びて伸びて伸びてゆく勢いは、日に日に目を驚かすので…

すぅーっと飛ぶ、紙飛行機の折り方〜うどんうどんそばそば号〜

誰もが作れるけど、思ったように飛ばないのが紙飛行機。そこがおもしろところでもありますが、すぅーっと飛ぶと気持ちがいいですよね。 むかしテレビ番組で紹介されていたもので、幼稚園教諭時代に年長児の子どもと一緒に作っていた思い出のある作り方です。…

こども理解に始まり、こども理解に終わる。

保育とは、 こども理解に始まり、こども理解に終わる。 とも言われています。 環境によっては、こどもを「いい子」にさせるスキルが最優先になっている。こどもは自ら育つ力を持っているのに、無理に伸ばそうとする、自分が成長させると思い込んでいる。そん…

【育ての心】自ら育つものを育たせようとする心|倉橋惣三

随分いろいろのことはいいもし、してやりもするが、ただ一つしてやらないことがある。泣かずにいられない心もちへの共感である。

「上手!」を、手放してみる。

褒め言葉をいくつ思い浮かべることができますか? 子育てや保育の現場で最も多く使われているのが、 【上手】 という言葉ではないでしょうか。 そこに注目して褒める場面を観察してみると、子どもは喜び、大人自身がよく言われてきたことでもあり無意識に自…

雪を目の前に

冬のある晴れた昼間。 保育園では、外で遊ぼう!と、子どもたちが靴を履いてテンション高く飛び出して行きます。 目の前には積もった雪。 そのとき3歳児たちが取った行動とは? 歓声をあげながら遊び始めるかと思っていたら、 キラキラした表情で上を向いて…

2017.12.3 teams.ブログ始めました

今年の3月に9年勤めた幼稚園を退職し、保育士起業家として独立しました。 こどものこと、親子のこと、保育のこと、新たな道に挑戦していく中で行動したこと、失敗したこと、学んだことなどを書いていきたいと思います! ブログを始めたことも一つの挑戦です。…

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