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#こどものいのちはこどものもの

平成30年3月に仙台市が発行した【児童虐待対応マニュアル

 

 

 

 

【保護者や大人の意図とは無関係に、子供にとって有害な行為は虐待】

 

児童虐待の定義はありますが、大切なことは、保護者の考え方や意図で判断するのではなく、子供の視点で、子供自身が苦痛を感じているかどうかといった観点から判断されるべきもの。(マニュアルより抜粋)

 

とあります。

 

マルトリートメント=大人の子供に対する不適切な関わり

 

マルトリートメントは、前述の虐待の4つの定義を表すだけでなく、保護者に限らない例え ばきょうだいや他の大人が、殴ったり蹴ったりするような「不適切な関わり」をすることによ り「明らかに危険が予測されたり、子供が苦痛を受けたり、明らかな心身の問題が生じている ような状態になること」まで含めて考えられています。

 

虐待の問題を考える場合、こうした「不適切な関わりに」も注意を払うことが大切になります。

 

また、全国の虐待相談対応件数は年々増加しており、平成20年〜平成28年で4倍近く増えています。

 

※相談対応件数とは、児童相談所が相談を受け、援助方針会議の結果により指導や措置等を行った件数 ○近年の主な増加要因

心理的虐待に係る相談対応件数の増加

 ・警察等からの通告の増加

               (参考:厚生労働省雇用均等局・児童家庭局家庭福祉課資料より)

 

 

児童虐待はいつでもどこでも起こる可能性がある。

 

この世から虐待がなくなるような取り組みをしつつ、すぐに0になることはない現状の中で、一人でも多くの子供達を救うこと、悩みに悩み苦しんでいる保護者をサポートすること。そのために自分が出来ることをやっていくしかありません。

 

適切な対応が取れるよう詳しく知っておく必要があると感じています。

このマニュアルもそのひとつだと思いますので、ご一読いただき、児童虐待の現状や理解、適切な対応を取れる人が増えていくことを願っています。

 

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